NEXCO西日本は、近年のETC利用率の拡大等の社会情勢の変化を踏まえ、「2023年春」から11料金所をETC専用料金所として運用する見通しとなったと発表した。

なお、2020年(令和2年)9月25日に発表された社会資本整備審議会 道路分科会 国土幹線道路部会の『「持続可能な国土幹線道路システムの構築に向けた取組」中間とりまとめ』を踏まえ、2020年(令和2年)12月17日に国土交通省および高速道路会社6社は、ETC専用化等のロードマップを公表し、料金所のキャッシュレス化・タッチレス化を計画的に推進していくこととしており、今回の11料金所がNEXCO西日本管内で初めてのETC専用料金所となるという。

運用開始箇所

なお、上記料金所が設置されたインターチェンジ付近では、高速道路本線および一般道の標識に標示板を添架し、ETC車で利用する必要があることを知らせる予定であるとのことだ。

運用開始時期

2023年 春(運用を開始する日時等の詳細は改めて発表)

ETC専用料金所の利用方法

・ETC車での利用を呼びかけ。ETC車載器を搭載していない車両の利用はできないという。
・ETCが使えない状態の車両(ETC車載器を搭載していない車両やETCカード未挿入の車両等)で、誤ってETC専用料金所を利用した場合は後退せずに、「サポート」又は「ETC/サポート」と表示されたレーンに進み、一旦停止してインターホン等による係員の指示に従う。
・設備点検等によるETCレーン閉鎖時は、ETC車もサポートレーンを利用。