トヨタ自動車(以下、トヨタ)とKINTOは、新しいクルマのサブスクリプションサービスとして、「KINTO Unlimited」を立ち上げ、今冬発売する新型プリウスの一部グレードより提供することを発表した。
トヨタとKINTOは、利用者の消費スタイルが「所有」から「利活用」へシフトする時代に、「手軽にクルマを利用したい」というニーズに対応するため、2019年よりクルマのサブスクリプションサービスを開始。
「KINTO Unlimited」では、保険や税金などの諸経費を月額利用料に含めるKINTOのこれまでのサブスクリプションサービスをベースに、新たに、トヨタの技術を駆使し、「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を提供していくという。
これにより、サービスの契約から利用を終えて返却するまでの間に通常下がっていくクルマの価値を維持する独自の仕組みを構築。
この仕組みを基盤として、価値を維持する分を、サブスクの月額利用料の引き下げにあらかじめ充当することで、利用者が同サービスをリーズナブルに利用できるようにしていくとのことだ。
新サービスは、まずは今冬発売の新型プリウスの一部グレードから提供を始め、利用者からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも積極的に拡大していくとしている。
なお、「アップグレード」と「コネクティッド」の提供開始に向けて、2023年2月を目途に、「KINTO Unlimited」専用のアプリを公開するとのことだ。