全国に「イオンシネマ」94劇場を運営するイオンエンターテイメントは、“空気のきれいな映画館”を目指し、シネマ専用・大型空調用ウイルス対策システム「トレイン・トリプルエアシールド®」の拡大導入を進めていることを発表した。

シネマ専用・大型空調用ウイルス対策システム「トレイン・トリプルエアシールド®」を拡大導入

「トレイン・トリプルエアシールド®」は、国内映画館で圧倒的シェアをもつ世界的な空調メーカー・トレイン社による国内初のシネマ専用システム。

「トレイン・トリプルエアシールド®」本体

劇場の屋上に設置されているトレイン社製大型空調機ルーフトップエアコンの内部に設置し、空気中に漂う細かな埃や浮遊菌を徹底除去する高効率集塵フィルター「MERV13フィルターによる捕集効果」、「紫外線による照射分解効果」「光触媒による酸化無害化効果」の3段階で空気を洗浄。より清潔で快適な空気を館内に供給し続けるという。

同社は、8月7日、イオンシネマ幕張新都心(千葉県千葉市)の全10スクリーンに、日本で初めて同システムを導入。

劇場内空調による常時換気の実施に加え、より清潔で快適な鑑賞環境を整えるため、これ以降に開業したイオンシネマ新利府(宮城県宮城郡利府町)、イオンシネマ川口(埼玉県川口市)、イオンシネマ白山(石川県白山市)の他、既存劇場にも順次導入を進めてきたという。

2022年11月末現在、同システムは合計86劇場で稼働しており、来年度も導入劇場を拡大する計画とのことだ。