ぐるなびと島根県松江市は、総務省の「地域活性化起業人制度」を活用し、『地域活性化起業人制度を活用した特産品ブランディング業務に関する協定』を11⽉29⽇に締結したことを発表した。
同協定に基づき、12月1日より「地域活性化起業人」として、ぐるなびの従業員1名を松江市に派遣。
派遣社員は、松江市に移住し、松江市の産品を特産品へ成長させるとともに、松江市の魅力や価値の向上、地域経済の活性化に資する事業活動の推進のための業務に従事するという。
同社はこれまで、島根県の4自治体に地域活性化起業人を派遣しており、地元飲食店の多角化経営をサポートや、生産者の販路拡大支援などを実施。また、「選りすぐりの逸品」を提供するショッピングサイト「ぐるすぐり」をはじめとしたぐるなびの事業インフラやノウハウを総合的に提供しているとのことだ。
ぐるなびの地域活性化起業人派遣は全国で11例目となる。
■「地域活性化起業人制度を活用した特産品ブランディング業務に関する協定」
1.市産品に関する魅力、課題等についての調査・分析
2.市産品のブランディング及び市場受けする商品づくり
ア 国内外の高所得者層をターゲットにした高単価商品の開発
イ 市産品を使ったミールキットやお食事券等、ふるさと納税返礼品の造成
ウ 百貨店等の多様な外部チャネルでの販路拡大支援及び推進
3.市産品に焦点を当てた情報発信、PR事業
4.その他市産品のブランディング等に関する各種支援
■「地域活性化起業人」派遣期間
2022年12月1日から(最長3年間)