ANA NEOは、北海道とANAグループの包括連携協定に基づき、観光振興事業の一環としてANA NEOが提供予定の新しい旅のメタバース「ANA GranWhale」において北海道を構築し、北海道の多面的な魅力を国内外に広く発信していくことを発表した。
同事業を通じてWeb3.0志向の新しい価値を創造し、北海道の観光振興の推進、道内各地域の活性化に寄与していくとのことだ。
■概要
【北海道の観光振興に貢献】
北は稚内、東は知床・根室など北海道全域をメタバース空間内に構築し、自然、食、文化といった多面的な魅力を発信することで世界中の新たな顧客層にアプローチ。
また、北海道との包括連携協定に基づき、各地域のPR動画や旬の観光情報などの提供を受けるなど、リアルとバーチャルの融合を図りながら北海道全域への現実の旅行者の誘客に貢献するとしている。
さらに、次世代に継承したい道内各地の様々な景色や文化、各地での体験などをメタバース化することで景観・文化の保全に寄与していくとのことだ。
【地元産品の地産外商支援】
ANA GranWhale内の旅を楽しみながら、ANAグループならではの選りすぐられた商品を世界中へお届する越境ECを通じて、地元産品との偶然の出会いや利便性を提供。北海道の地域創生や地産外商の促進にも貢献する。
【地元企業も開発に協力】
メタバースにおけるバーチャル空間の構築に際しては、北海道放送(以下、HBC)との協業により、道内観光地を撮影するほか、HBCが保有するアーカイブ画像・映像資料を活用。また、星野リゾートが運営する星野リゾート リゾナーレトマム等、地元の観光地を共に開発。
現実の旅行では体験できないメタバースならではの体験を提供することで魅力あふれるエンターテインメント性の高い北海道を展開する。