ネスレは、10月から姫路工場(兵庫県)において購入電力の100%を再生可能エネルギー由来の電力へ切替えたことを発表した。

姫路工場(兵庫県)

ネスレは、2030年までに温室効果ガス(GHG)排出量を半減、2050年までに実質排出量ゼロを達成することをコミットメントとして掲げており、世界各国でコミットメント達成に向けた取り組みを進めているという。

日本においても、2025年までに国内全3工場での購入電力を100%再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えることを目指し、2022年6月に霞ケ浦工場(茨城県)において再生可能エネルギー由来の電力の購入を開始。

今回の姫路工場での購入により、国内自社製造工場全体で購入する電力の約47%が再生可能エネルギー由来となり、霞ケ浦工場・姫路工場の切替え分を合わせて温室効果ガス排出量を年間約20,000トン減らすことができる見込みとのことだ。

ネスレは、今後もコミットメント達成に向け、段階的に再生可能エネルギーの導入を拡大していくとしている。