トヨタ自動車は、販売開始が遅れていた同社小型バス「コースター」の一部改良予定のモデルのうち、同社開発の「1GDエンジン」を搭載する一部仕様を、2023年3月(予定)に発売すると発表した。

具体的な商品情報については、発売に向けて準備が整い次第、案内するとしている。

一方、日野自動車による開発の「N04Cエンジン(尿素SCRシステム搭載)」を搭載する予定で開発・準備を進めていた、その他の仕様については、必要な燃費改良の目処が立たない状況であり、同エンジンの搭載を断念せざるをえないと判断したという。

当該仕様については、他のエンジンを搭載するなど、代替案を引き続き鋭意検討していくとのことだ。

「コースター」については、日野自動車のエンジン認証不正問題を受け、長期に亘り販売停止が続いているという