大倉は、グループ会社のHESTAオークラハウジングと共同し、法政大学地域研究センターが実施する「モバイルバッテリーチャージャー(スタンド)を利用した防災・災害時対応等の情報環境整備に係る実証実験」に協力することを発表した。
同実証実験は法政大学地域研究センター、静岡市、静岡鉄道、HESTAオークラハウジングの4者で行うものとしている。
駅やホテルロビーに設置するモバイルバッテリースタンドの液晶画面(デジタルサイネージ)には、平常時、研究者による水害予測などの映像や静岡市による防災に関する広報映像のほか、地域主体のイベントや企業広告などが配信される予定。
さらに災害時には自治体からの緊急情報などを配信することも検討されているという。
大倉は、同取組みにより市民に災害に関する情報提供がしやすい環境が整備され、災害に対する地域の情報共有力が高まることを期待しているとのことだ。