ナビタイムジャパンは、2022年9月7日より、iOS向けのカーナビアプリ『NAVITIMEドライブサポーター』の有料会員向けに、ユーザーの実際の走行実績から再現する「軌跡ルート」を提供開始すると発表した。

通常のルートは、ナビタイムジャパンの経路探索アルゴリズムによって算出されたアプリから提案するルートだが、同機能は、ユーザー自身が通ったルートを再現するとのことだ。

「軌跡ルート」提供開始

「軌跡ルート」は、ルート検索時に、過去に同じ2地点間をナビゲーションした走行実績があった場合に、それを再現したルートを提案する機能。直近の往路と復路を再現するので、最大2種類の「軌跡ルート」が検索結果に並ぶという。

「前回走行した道でもう一度行きたい」「さっき来た道をそのまま戻って帰りたい」という場合に便利な機能とのことだ。

同機能は、ユーザーからの「ルートを学習してほしい」「あまりよく知らない道よりも、以前に通ったことのある/慣れている道を通りたい」等の要望から開発した機能だとしている。

通常のルート検索は、検索時のリアルタイム渋滞情報などを考慮しているため、同じ出発地・目的地のルート検索でも、前回とは違う道を通るルートを提案するケースもある。

しかし同機能では、ナビゲーションとは違う道を走行してみたら運転しやすかった、知っている道があったのでナビゲーションとは違う道を通った、などで同じ道を走りたい場合に、ユーザーの走行実績からルートを再現。

「Myルート」にも保存でき、よく行く場所へのお気に入りのルート/帰りのルートとして、いつでも同じルートでナビゲーションが可能とのことだ。

走り慣れた道を走行することで、安全で快適なドライブをサポートするとし、また、ユーザーにより多くの選択肢を提供することで、渋滞緩和にも貢献できればと考えているという。

ナビタイムジャパンはこれからも、ドライバーが安心して運転できる機能の開発に努め、安心・安全で快適なドライブライフに貢献していくとのことだ。