シェアサイクルサービス『チャリチャリ』を運営するneuetは、10月1日より展開エリアを大幅に拡大し、また現在の150台(うち電動アシスト自転車10台)体制に加え、2022年12月までに合計300台の自転車の供用を開始、合計450台体制へと増車すると発表した。

『チャリチャリ』、熊本での展開エリアを大幅拡大し、合計300台の自転車を増車

neuetは現在、福岡市・名古屋市・東京都・熊本市の4エリアでサービスを展開。

このうち熊本市では、neuetが『熊本市シェアサイクル実証実験事業』の共同事業者として採択され、2022年4月28日よりサービス展開を開始後、約150台の自転車と63ポートで展開、サービス開始以来2万回以上利用されるなど順調に推移しているという。

熊本でのサービス開始以降、チャリチャリを利用した市民から「チャリチャリで移動できる範囲を拡げてほしい」との具体的な要望が多く挙がったほか、既にポート設置に協力している企業からも拡大時の協力を得られたことから、現時点でチャリチャリが移動利便性向上に寄与できるエリア・利用を見込むことが出来るエリアを拡大するに至ったとのことだ。

具体的には、現在のエリアの南側においては、公共交通利用者の多いJR豊肥本線の沿線や水前寺地区、大江地区などを含む区域、北側は、熊本都市バスの上熊本営業所を含む範囲とし、利用エリアは、約630haから約1,950haへと約3倍に拡大。

チャリチャリ展開エリア

また、以下のとおり自転車を増車するとのことだ。

・2022年9月中にベーシック(シティサイクル)100台を増車
・2022年12月までに電動アシスト自転車200台を増車