大阪府豊中市は、豊中市薬剤師会と共同で、「健康情報拠点薬局」に設置している電子掲示板(デジタルサイネージ)を活用し、フレイルチェックを開始すると発表した。
「フレイル」とは、「健康な状態と介護が必要になる状態の中間」のこと。コロナ禍による活動制限であらゆる世代でフレイルの急増が懸念されている。
また「健康情報拠点薬局」とは、同市の健康・医療・介護などの市政情報を発信する電子掲示板を設置している市内の薬局のこと。2022年6月に7か所から87か所に拡充したという。
フレイルチェックの結果を基に薬剤師が相談に応じ、フレイル改善アドバイスが掲載されたチラシを配布。
薬の受け取り以外の機会にも薬局へ立ち寄り、コロナ禍における活動制限でフレイルになっていないかを気軽に確認することができるとのことだ。
■「薬局deフレイルチェック」概要
日時:
2022年9月1日から開始
場所:
市内健康情報拠点薬局 87か所
内容:
同薬局に設置している電子掲示板で、薬局独自項目も加えたフレイルチェック(チラシに記載しているQRコードを読み取ることでもチェック可能)を実施。結果についての相談に薬剤師が対応。