Spotifyは、国内における広告営業部門とサービスを拡大し、デジタル広告のさらなる成長を後押しすることを発表した。
今月2名の執行役員 本部長職が広告営業チームに新たに加わったほか、国内の広告代理店パートナーや広告主となるブランドに対するサービスを向上する目的で、今後2年間で広告営業チームの人員を現在の約5倍に増強する。
Spotifyは世界におけるデジタル音声広告の革新の最前線において、画期的で市場初となるアドテクノロジーを導入してきたという。
ポッドキャストを楽しむリスナーと広告主をプラットフォーム上でスケール感をもってつなぐ音声広告のマーケットプレイス「Spotify Audience Network」やプランニングからレポート作成、効果測定といった一連のソリューションを提供するポッドキャスト広告テクノロジー「Streaming Ad Insertion」、特定の市場における音楽とポッドキャストの広告を簡単に購入できるセルフサービス型の広告マネージャー「Spotify Ad Studio」などがこれにあたるとのことだ。
現在これらはまだ日本で利用できないが、こうしたツールによって広告主は安全な環境でよりターゲティングができるようになり、またより精度の高い効果測定とインサイトを得ることも可能になるという。
2018年以降、Spotifyは音楽とポッドキャストの広告収益を3倍に拡大したが、近い将来その広告収益は年間100億ユーロを超えると予測している。
Spotifyは、デジタル音声広告に対する広告主からの需要の高まりを感じており、今後、既に海外で実装・展開されている広告やポッドキャストのソリューションをローカライズし、日本でも拡大するSpotifyユーザーに対しブランドが効果的にリーチし成果を生み出せるように支援していくとしている。