ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(以下、DMHC)と三井住友ファイナンス&リース(以下、SMFL)は、日本マクドナルド(以下、マクドナルド)およびマクドナルドのフランチャイズ法人(以下、FC法人)向けに「マクドナルド版SDGsリース(寄付型)」の取り扱いを開始したことを発表した。
「マクドナルド版SDGsリース(寄付型)」は、利用者がリース契約を通じてSDGs達成に貢献できるリース取引としてSMFLが2019年より取り扱いを開始した「SDGsリース『みらい2030Ⓡ』(※)(寄付型)」をベースに、マクドナルドおよびFC法人向け専用商品として提供するもの。
具体的には、SMFLがマクドナルドおよびFC法人と締結する店舗設備等のリース契約について、リース料の一部をDMHCに寄付。
DMHCは、難病を患っている児童およびその家族が滞在できる施設の設置・運営や、福祉・医療分野等を必要とする地域への支援事業など、患者家族の負担を社会全体で支援する仕組みづくりに寄与する活動を行っているという。
マクドナルドはSDGsの取り組みの一環としてDMHCの活動の支援を掲げており、今回の取り組みによりマクドナルドおよびFC法人の設備投資を通じてその活動を一層支援するとともにSDGsへのさらなる貢献を図るとのことだ。
DMHCは、入院している子どもとその家族が利用できる滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」(以下、ハウス)の運営を全国11か所にて行っている(2022年8月現在)。
多くの企業や個人からの寄付や募金、そして地域のボランティアによって運営が支えられているため、利用料は1日1,000円となっており、滞在する家族の経済的負担の軽減につながっているという。また、”わが家のようにくつろげる第二の家”をコンセプトとしているハウスでの滞在は、治療中の子どもに付き添う家族の精神的な支えにもなれるように日々の運営を続けているとのことだ。
※ リース料の一部をSDGsの達成に資する公益財団法人またはNPO法人などに寄付する「寄付型」、再生可能エネルギーや省エネルギー関連の設備を対象に設備導入による効果やSDGsへの取り組みなどの評価書がセットされた「評価型」の2種類を提供。