ファミリーマートは、Telexistence(以下、TX)が開発したAIロボット「TX SCARA」および店舗作業分析システム「TX Work Analytics」を2022年8月より順次導入を開始し、今後300店舗へ拡大すると発表した。

■「TX SCARA」、「TX Work Analytics」の導入で店舗経費の低減とより質の高い店舗運営の実現

今回導入するTXが開発したAIロボット「TX SCARA」は、店舗従業員への作業負荷の大きい飲料補充業務を24時間行い、これまで人間が行っていた飲料補充業務を完全になくすことを目指すという。

TXのロボット・AI技術の活用により、店舗人員を増やすことなく新たな時間が創出され、店舗の労働環境や売場の更なる質の向上、店舗の採算性の改善が可能となるとのことだ。

また、店舗作業分析システム「TX Work Analytics」も併せて導入。店舗従業員が位置情報の発信機を装着し、店内に設置された受信機が位置データを認識することにより、各時間帯における業務の作業時間を可視化・分析が可能となり、店舗業務の一部をAIロボットが担うことを前提とした最適なワークスケジュールと人員配置を進めることで、店舗経費の低減とより質の高い店舗運営の実現に繋げていくとしている。

ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、利用客一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指していくとしている。