ナビタイムジャパンは、『NAVITIME』、『乗換NAVITIME』等のコンシューマー向けナビゲーションサービスの飛行機経路について、より豊富なバリエーションを提供できるようデータを整備し、2022年8月4日より、様々な空港や路線を使った複数ルートを提供開始すると発表した。

ナビタイム、飛行機の経路バリエーションを強化

これまでは、例えば電車だけで空港にアクセスできるような便利で乗り継ぎが少ない経路や、出発地から目的地まで所要時間が短い経路、目的地までの到着時間が早い経路などを優先する場合が多く、選択肢としてアクセスが良い空港や運航便数が多い路線を提示しやすくなっていたという。

今回の強化で上記に加え、出発地から複数の移動手段を乗り継いでも早く空港に着く経路や、希望する出発時刻から少し遅かったり、出発地や目的地から多少遠い空港でも運賃が安い経路も提供できるようになるとのことだ。

様々なルートを提示することで、ユーザーは好みに合ったルートやその時々に最適なルートの選択が可能。

また災害時や航空会社の機材、システム障害などで一部の空港や路線が利用できない場合も、少し離れた空港や別の航空会社の運航便を使ったルートを確認することができるようになり、万が一の場合も安心して利用できるとしている。

ナビタイムジャパンでは、ナビゲーションサービスを提供して以来、LCCや路線バス、コミュニティバス、フェリーなどの交通データの拡充や整備を進め、経路の充実化に努めてきたという。

今後も、ユーザーの便利で快適な移動をサポートできるよう更にルート品質を向上し、一人ひとりに最適なサービスの実現を目指していくとしている。

なお、『NAVITIME』アプリでは、2021年8月からアプリ内でルート検索から飛行機の予約まで一貫してできるようになり、夏休みやお盆期間中の飛行機を使う旅行や帰省などで、ルートを比較しながら便利に利用できるとのことだ。