三菱地所、農林中央金庫、日本経済新聞社、日経BP等で構成される大丸有SDGs ACT5実行委員会は、大手町・丸の内・有楽町エリア(以下、「大丸有エリア」)を起点に「大丸有SDGs ACT5」を5月より開催しており、そのシンボルイベントとして、SDGsに通じるテーマの映画作品を集めた「大丸有SDGs映画祭2022」開催すると発表した。

なお、「大丸有SDGs映画祭2022」の開催期間は8月30日~9月22日となっている。

大丸有SDGs映画祭2022

「大丸有SDGs映画祭2022」の特徴

「大丸有SDGs映画祭2022」は、多くの人に親しみのある映画を切り口として、様々な社会課題に触れながら、その渦中にいる人たちのリアルな「顔」、「声」、「想い」に触れてもらう場を提供することを目的としているという。

昨年度は気候変動やフードロスをテーマとした全17作品を各回トークショー付きで上映し、約420名が参加。

3年目となる本年は、アフガニスタンからイランへ逃れてきた難民の少女ソニータが、結納金を目的にした強制結婚への怒りと、自由への願いをラップにこめて歌うドキュメンタリー『ソニータ』など、世界の情勢を意識し自分事として考えるきっかけとなるような、難民問題を取り扱った映画もラインナップしているという。

『ソニータ』

なお、同映画祭は、丸ビルや東京国際フォーラムのホールだけでなく、3×3Lab Futureのようなコワーキング施設や昨年オープンしたTOKYO TORCH Parkでの屋外上映まで、まちの様々な場所が会場となるという。

また映画上映後には昨年同様に、作品が取り上げる課題の現場に関わられているゲストを迎えたトークショーを実施し、さらに本年は期間内3回参加で「エコファニ」のリユース家具等がもらえるプレゼントキャンペーンも併せて実施するとのことだ。

■「大丸有SDGs映画祭」開催概要

名称:「大丸有SDGs映画祭2022」
主催:大丸有SDGs ACT5実行委員会
会期:2022年8月30日~9月22日
協力:ユナイテッドピープル
後援:国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、特定非営利活動法人国連UNHCR協会

上映作品:長編全10作品を上映
●自分と異なる他者への想像力を育む
『ゲイビー・ベイビー』、『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』、『蹴る』
●大切なモノを守るために闘う人たちと出会う
『たねと私の旅』、『ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇』、『ソニータ』
●不可能をカタチにした挑戦に触れる
『コペンハーゲンに山を』、『グランド・ジャーニー』
●スペシャル上映
『グレイテスト・ショーマン』、『コーダ あいのうた』

参加申込方法:
鑑賞チケットは有料(1,000円)。
※障がい者手帳がある場合は500円(付添も1名まで500円)。詳細は公式サイトに記載。

大丸有SDGs ACT5実行委員会は、同映画祭が、社会課題をより深く理解し、SDGs達成に向け個人の行動が変化するきっかけとなることを目指すとのことだ。