Appleは、2022年6月25日を末日とする同社の2022年会計年度第3四半期の業績を発表した。
4〜6月期の売上高は830億ドルを記録し、前年同期比では2パーセントの増加となり、同四半期の希薄化後の1株当たり利益は1.20ドルとなった。
AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム・クック氏は以下の通り述べている。
「当四半期の記録的な業績は、革新を起こし、新たな可能性を切り開き、お客様の生活を豊かにするためのAppleのたゆまぬ努力の証です。私たちはこれまで通り、私たちの価値を推進し、ユーザーのプライバシーとセキュリティを保護する新機能や、すべての人のための製品を作るという長期的な取り組みの一環であるアクセシビリティを高めるツールなど、私たちが作るすべてのものにおいてその価値を表現しています。」
また、AppleのCFO(最高財務責任者)、ルカ・マエストリ氏は以下の通りコメント。
「4〜6月期の業績は、難しい事業環境でも私たちが効率的にビジネスを管理できることを引き続き示しました。4〜6月期としては最高となる売上高を記録し、アクティブデバイスのインストールベースはすべての地域と製品カテゴリで過去最高となりました。当四半期、営業キャッシュフローは230億ドル近くになり、株主に還元した金額は280億ドルを超え、長期的な成長計画への投資を継続できました。」
Appleの取締役会は、同社の普通株式1株につき0.23ドルの現金配当を宣言。この配当金は、2022年8月8日の市場取引終了時点で株主名簿に記載されている同社株主を対象に、2022年8月11日に支払われるという。
Appleは、2022会計年度第3四半期業績発表のカンファレンスコールを、2022年7月28日14時00分(米国西部時間)より、apple.com/investor/earnings-callにてライブ配信するとし、このウェブキャストはライブ配信終了後も約2週間にわたり聴くことができる。