ユーザベースが提供するスタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」は、2022年通期の国内スタートアップ資金調達状況をまとめた『Japan Startup Finance 2022上半期』を集計したことを発表した。
『Japan Startup Finance 2022上半期』の速報記事はNewsPicks内のオリジナル記事として無料公開。なお、多数の図表を盛り込んだ同調査のレポートは、8月5日にINITIALサイト上で公開予定とのことだ。
■『Japan Startup Finance 2022上半期』目次
●上場延期組が大型調達
●大型調達支える海外勢
●調達額トップはリーガルフォース
●ユニコーン11社
●ファンド設立は減速
●IPO、時価総額に影響
<速報記事冒頭より>
国内スタートアップの資金調達は、意外にも堅調な勢いが続いている。2022年1月〜6月のスタートアップの資金調達額は4160億円だった。上期の段階で昨年1年間の50.6%に達し、昨年以上の勢いだ。
株式市場ではグロース株に逆風が吹くが、総額だけ見ればスタートアップ投資に影響は及んでいない。しかし、中身をよく見ると、緊張が高まっていることをうかがわせるデータも見られる。