丸富製紙は、9月21日の出荷分から、トイレットロール、ティシュペーパー、キッチンペーパー、タオルペーパー全商品群の価格を15%以上改定すると発表した。

同社は、エネルギーコストやパルプ原料の高騰に加え、古紙価格、薬品価格、物流費、人件費の上昇により、家庭用および業務用のトイレットロール他全商品を3月から価格改定している。

しかし価格改定公表以降も、世界情勢の激変により原燃料価格や資材価格、薬品価格、物流費等の上昇が続いており、加えて急激な円安が拍車をかける状況となっているという。

このような厳しい環境の中、全社を挙げた合理化と経費節減を継続して推進してきたというが、企業努力だけでコスト上昇分を吸収することは極めて困難であり、今回価格改定を実施せざるを得ないと判断したとのことだ。

■価格改定の概要

1.対象商品群
トイレットロール、ティシュペーパー、キッチンペーパー、タオルペーパー(家庭用および業務用全商品)

2.改定時期
2022年9月21日同社出荷分より

3.値上げ幅
15%以上