東日本電信電話 神奈川支店(以下、NTT東日本神奈川支店)は、都市対抗野球大会にも出場経験があるNTT東日本シンボルチーム・野球部のOB社員による野球部活動支援を横浜市立菅田(すげた)中学校で開始したことを発表した。
少子化による学校部活動廃部による子供の選択肢減少や教員の長時間労働などの課題に対応するため、2020年9月にスポーツ庁、文化庁、文部科学省から示された「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革」。
これにより、「学校と地域が協働・融合」した部活動の実現の第一歩として、2023年から「休日の部活動の段階的な地域移行」を推進していくことが示されている。
上記を踏まえ、環境が大きく変化していることから日本スポーツ協会は2021年7月アンケートを実施。その結果、教員から部活動を「負担に感じている」「地域人材に任せたい」といった回答も多く寄せられたという。
一方、NTT東日本は企業スポーツ活動を通して社会への貢献を目指しており、活動の一環として「青少年の健全な育成」・「スポーツ振興」を目的に、例年NTT東日本シンボルチームの野球部やバドミントン部等がチームごとにスポーツ教室を開催。
その経験と理念と上記社会情勢を踏まえ、今回の野球部OB社員による中学部活動支援の実施に至ったとのことだ。
中学部活動支援の内容
(1)対象学校:横浜市立菅田(すげた)中学校<横浜市神奈川区菅田町>
(2)対象部活動:野球部<部員数4/1現在19名>
(3)支援開始時期:2022年6月
(4)支援頻度:週2回・2時間程度/回
(5)支援内容:画像の通り
NTT東日本は、同社グループが持つ、営業や設備業務において現場第一線で活動する社員などの地域密着力の特長を活かし、「地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業」として、ICTソリューションの提供にとどまらず、夢や希望を感じられる社会づくりまで支援していくとのことだ。