相模原市は、相模原都市計画事業麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業において発出した廃棄物混じり土の有効活用と処理費用圧縮に向けた検討を進めるため、民間事業者等との対話を通じて広く意見や提案を求めるサウンディング型市場調査を実施すると発表した。
同事業は、圏央道の相模原愛川インターチェンジに近接している立地特性を生かし、新たな都市づくりの拠点形成を図るものだという。
同事業では廃棄物混じり土の処理費が事業費の増加の要因の一つとなっており、事業の推進に向けた課題となっている。また、廃棄物混じり土の処理に当たっては、経済性だけでなく環境への影響を最小限に留めることも重要とのことだ。
調査対象となる廃棄物混じり土について
対象:
100mm以下の廃棄物混じり土
処理量:
約60,000立方メートル
混入物:
コンクリートガラ、アスファルトガラ、木くず等対象となる廃棄物混じり土は、土壌汚染対策法が定める特定有害物質のほか、ジオキサンやダイオキシン類を対象とする調査を実施し、基準値内である土のみに分別したもの。現在は100mm超の廃棄物と100mm以下の廃棄物混じり土に分別しており、後者についてはすべて2箇所に集積。
主な対話内容
●廃棄物混じり土の有効活用又は処理費用圧縮策の提案
●環境への配慮の提案
●実施スケジュールの見込み
なお、サウンディング型市場調査の今後のスケジュールは以下の通り。