ウェザーニューズは、プロチームやアマチュア選手などアスリート向けに「熱中症見舞い金サービス」の提供を開始したと発表した。
スポーツ気象チームは、アスリート向け気象ウェブサービス「MiCATA(ミカタ)」などを通して試合時間の気象情報や熱中症リスクを伝えることで、チームや選手の安全と最良の準備をサポートしてきた。
そして今回、「MiCATA」において、事前の熱中症対策を支援するだけでなく、万が一熱中症になったときの補償サービスとして「熱中症見舞金サービス」の提供を開始。
「MiCATA」の活用で運動時の熱中症のリスクを把握すると同時に、安心感を持ってスポーツを楽しめるとのことだ。
なお、「MiCATA」は、個人で利用する人のために月々550円(税込)の「パーソナルプラン」を今春より新しく追加。また、登録初月は利用料が無料のため、月初めの登録でお得に利用できるという。
◆毎日の熱中症リスクの把握から、万が一の熱中症の補償まで総合サポート
昨今日本では、気候変動の影響が全国各地で現れており、記録的な猛暑、度重なる豪雨や台風など多くの自然災害が発生している。猛暑の影響で、例年7~8月は熱中症リスクのピークを迎えており、昨年はこの2か月間で約4万人が熱中症により救急搬送されたという。
スポーツ活動においても、雨で練習や試合が中断・中止したり、落雷や熱中症で選手の命に係わる被害が出たりするため、対策が求められる。特に、リスクにさらされる機会の多い熱中症は選手の命に係わる重要なテーマであることから、同社は熱中症の専門家をスポーツ気象チームに招いて、熱中症患者ゼロを目指して積極的に取り組んできた。
熱中症に事前に備えられるよう、「MiCATA」で熱中症リスクを提供している。熱中症予防の指標としてWBGTとその危険度を“危険”、”厳重警戒”、“警戒”、“注意”、“ほぼ安全”の5段階で表示。
「MiCATA」を活用することで、競技会場や練習場のピンポイントな熱中症リスクを事前に把握することが可能となる。
そして今回、事前の対策だけでなく、万が一熱中症になった場合にも備えられるよう、熱中症になった場合に見舞い金を支払う「熱中症見舞金サービス」の提供を開始。
「熱中症見舞金サービス」は、見舞金給付の対象とする人数を1,000名以下として、ウェザーニューズが保険業法等の規制を受けずに運営するもの。その運用において、一人の個人から受け取る掛金が1年間で50万円を超える運用、および一つの法人から受け取る掛金の合計額が1年間で1,000万円を超える運用は行わないとしている。
◆通院代や治療費をサポートする「熱中症見舞金サービス」
「熱中症見舞金サービス」は、熱中症になった場合に見舞い金を支払うことで、通院代や治療費、今後の熱中症対策に充当する費用として活用できる「MiCATA」のオプションサービス。
補償の対象となる人が熱中症(熱中症の疑いを含む)を発症し、病院や診療所で治療を受けた場合、熱中症見舞金として一律5,000円を支払うとのことだ。
~利用条件~
熱中症見舞金の受け取りは、①~③全ての条件を満たす人が対象。
1.アスリート向け気象ウェブサービス「MiCATA」(ミカタ)」の登録
詳細はこちら:https://www.micata.site/users/sign_up
2.「パーソナルプラン/月額550円(税込)」への加入
3.「熱中症見舞金サービス/月額110円(税込)」の申込み
プランの変更時、または、利用中のプラン確認の画面よりお申し込みが可能