ウェザーニューズは、この夏の電力需給ひっ迫の懸念を受け、効果的な節電に役立てることができるよう、お天気アプリ「ウェザーニュース」(iOS版、Android版)にて「電力需給予報」を緊急公開した。

「電力需給予報」を緊急公開

「電力需給予報」では、ウェザーニューズのエナジーフォーキャストセンターによる独自の電力需要予測と、電力会社から発表される電力の供給力のデータをもとに、国内の全電力エリア分の「電力ひっ迫度(電力使用率)」を時系列で予報。

「電力ひっ迫度(電力使用率)」を時系列で予報

電力需要予測は、長年電気事業者向けにサービスを行なってきた同社のデータ分析技術や需要予測の知見を活用して開発した、電力需要予測に特化した独自のAIモデルで算出し、「ウェザーニュース」アプリのユーザーから寄せられる天気や体感の報告を活用することで、予測の精度を高めているとのことだ。

居住地域の電力エリアのひっ迫度合いが時系列で確認できるため、電力需給が特に厳しい時間帯がわかり、節電の際の参考にできるとしている。

同社は、2015年以来7年ぶりとなる節電要請がなされる中、今年は平年よりも暑い夏となる予想のため、適切な冷房の使用など熱中症予防は十分にしながら、「電力需給予報」を節電に役立ててほしいとのことだ。