フォルクスワーゲン ジャパンは、マイナーチェンジしてさらに進化を遂げたコンパクトハッチバック新型「Polo(ポロ)」を全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて販売を開始した。

グレード展開は4グレード。全国希望小売価格は、2,572,000円~3,299,000円となっている。

「Polo」は、1975年の欧州デビュー以来、これまでに全世界で1,800万台(2,050万台:派生モデル含む)、日本では1996年の本格導入以降、累計約30万台をユーザーに提供するなど、世界で最も成功したコンパクトカーの1つ。

日本市場では、そのサイズと使い勝手の良さ、お洒落でカジュアルな輸入車というイメージが人気を博し、高く支持されているという。

新型「Polo」は、エクステリアデザインの刷新により、先代より10~25mm伸び、全長4,085mmを実現。新たなデザインのフロントバンパーとリヤバンパーにより、力強くスポーティな印象になったとのことだ。
(全幅1,750mm、全高1,450mmおよびホイールベース2,550mmは先代同様)

新型「Polo」は、どの角度から見ても表情豊かなデザインで、自信に満ちたコンパクトカーに仕上がっているという。サイドから見ると、特徴的な長くエレガントなルーフラインがリヤのルーフスポイラーに流れ込んでいる。

フロントは、ラジエーターグリルとLEDヘッドライトの組み合わせが新型「Polo」の顔を構成しており、先進的な印象を与えるという。LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”の採用により、LEDヘッドライトとデイタイムランニングライトそれぞれのLEDストリップがヘッドライトの下縁に沿って縁取られることでユニークなシグネチャーを形成。

また、この2本のLEDストリップのうち上部の長いストリップは、今回新型「Polo」に初採用となったラジエーターグリルのLEDクロスバーと光学的に接続され、洗練された雰囲気を醸し出しているとのことだ。

リヤは、立体的な新デザインのLEDテールランプを採用し、リヤをより個性的に見せ、新型「Polo」全体の質感を高めている。

新型「Polo」に採用されているエンジンは最新世代の1.0TSIエンジン。先代と同じ排気量ながら、ミラーサイクル燃焼プロセスの採用やバリアブルターボジオメトリー機構の搭載に加え、ガソリンエンジンPMフィルターの採用により、厳しい環境規制にも準拠した高効率な最新世代のエンジンへと進化を遂げています。市街地から高速道路まで十分な動力性能を発揮するとともに、高い静粛性も実現しているとのことだ。

新型「Polo」には上級モデルに採用されている先進安全装備や快適装備を数多く採用している。

同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”は、ドライバーがあらかじめ設定した車速内において前走車との車間及び走行レーンの維持をサポート。高速道路などの長距離移動において安全性の向上と疲労の軽減に寄与するという。

また、LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”は、フロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載されたLEDを個別に制御することで、最適な配光を可能としたシステム。

これにより、安全性を向上させるだけでなく、ダイナミックターンインジケーターと合わさって、右左折時の被視認性向上にも寄与しているとのことだ。

すでに上記の先進安全装備は上級モデルのセダン「Passat(パサート)」やファストバック「Arteon(アルテオン)」、SUV「Tiguan(ティグアン)」などにも採用されている先進安全技術で「Polo」では初めての採用となる。

また、快適装備は、9.2インチの大型モニターを搭載したVolkswagen純正インフォテイメントシステム”Discover Pro“を採用した他、デジタルメータークラスターやタッチコントロール式エアコンディショナーパネルを採用しており、先進的なインテリア空間も楽しめる。

さらに欧州の自動車安全アセスメント「ユーロNCAP」で最高評価となる5つ星を獲得した新型「Polo」は、これまでのコンパクトハッチバックのクラスを超えた高いクオリティを持ち併せているという。

グレード展開は4グレード展開。従来のTrendlineに代わりLEDヘッドライトなどを標準装備する『Active Basic』、Comfortlineに代わりデジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”などを標準装備する『Active』、Highlineに代わり同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”やLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”を標準装備する『Style』を設定。

また、スポーティな専用内外装を身に纏った『R-Line』も設定するとしている。

ボディカラーは新色のヴァイブラントヴァイオレットメタリックの他に、キングズレッドメタリック(有償オプションカラー)、アスコットグレー、リーフブルーメタリックなど合計7色の多彩なカラーラインアップ。

<全国希望小売価格(税込)>
新型「Polo」:4グレード展開
●TSI Active Basic 1.0L TSI(70kW) / 7速DSG ¥2,572,000
●TSI Active 1.0L TSI(70kW)/ 7速DSG  ¥2,821,900
●TSI Style  1.0L TSI(70kW) / 7速DSG ¥3,245,000
●TSI R-Line 1.0L TSI(70kW)/ 7速DSG ¥3,299,000