カクヤスは、カクヤスメールマガジンに登録している同社のユーザーを対象に、まん防明け3か月の現在の「外飲み事情」について、またコロナ前と比較した飲み方変化についてアンケート調査を行い、結果を公表した。
■まん防が明けても外飲み復活は3割
まん延防止等重点措置が解除されてからの外飲み(居酒屋やバー、レストランなど飲食店でお酒を飲むこと)の頻度を聞いてみたところ、「増えた」と回答した人は全体の34%にとどまり、約半数の51%が「変わらない」と回答。
逆に、“まん防”という制限がなくなったにもかかわらず、外飲みが「減った」と回答した人が16%に上ったとのことだ。
■在宅勤務で飲みニケーションも減少
コロナ前(2020年2月以前)と今を比べて、外飲みでの飲み方はどうなのかを複数回答可で聞いてみたところ、圧倒的に多かったのが「外飲みをしなくなった、または頻度が減った」で75%となった。
次いで、「少人数で飲むようになった」38%、「二次会や三次会をしなくなった」32%、「一人飲みをするようになった」17%、「1店舗あたりの滞在時間が短くなった」15%と続いたという。
また、「外飲みをしなくなった、または頻度が減った」と回答した人に対し、その理由を複数回答可で聞いたところ、最も多かったのは「依然としてコロナ禍だから」で58%、次いで、「家飲みに慣れてしまったから」46%、「人を誘いづらいから」34%という結果に。
また、「在宅勤務が増えて、誘ったり、誘われたりもなくなった」、「リモートワークのため会社帰りの突発的な飲み会が減ったため」と回答する人もいて、コロナ前は職場の“飲みニケーション”が多かったこともわかったとしている。
一方で、「コロナ前は無理に行っていた飲み会もあったので、回数が多くなっていたが、現在は選んで行くようになり、前と比べると回数は減ったと思う。けど快適」という人も。
コロナ禍で外飲みしづらくなったからこそ、外飲みするなら、充実したひとときにしたいと考える人は少なくないようだと同社は考察している。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
調査期間:2022年5月26日~5月29日
回収サンプル数:497
<参考>
カクヤス『カクラボ調査隊 酒呑みに聞いた今どき事情』