サンリオと東日本電信電話(以下、NTT東日本)は、NTT東日本が提供するコミュニケーションロボット向けの音声認識・音声合成機能を提供する「ロボコネクト」に対応したハローキティのコミュニケーションロボットを製作し、法人向けコミュニケーションロボットソリューションとして販売を開始すると発表した。

ハローキティロボット

同商品は、ハローキティの声で発話し、身振り手振りを使って人との会話をスムーズに行うことのできる高さ約33cmの小型のデスクトップ型ロボット。

オフィスの受付、観光施設や駅での案内、プログラミング教育や介護施設での活用など、従来NTT東日本がロボットソリューションとして提供してきた機能に加え、今回新たに子ども向けのレクリエーション機能を備えるなど、より幅広い活用シーンに対応していくとのことだ。

■「ハローキティロボット」の特徴

1.ハローキティの声を忠実に再現
ハローキティロボットの「声」については、ハローキティの声を収録し作成した音声合成モデルを活用。これにより発話内容に柔軟性を持たせつつ、ハローキティの声を高品質に再現可能なロボットを実現。

2.ロボコネクト対応の多様な付加アプリケーションを活用可
付加アプリケーションを合わせて利用することで、各種情報案内やオフィスの受付など、様々な幅広い利用シーンで活用可能に。

3.利用者のオリジナルハローキティロボットにカスタマイズ可能
利用者側でハローキティロボットの発話内容や対話シナリオを自由に設定でき、自分だけのハローキティロボットにカスタマイズが可能に。

4.進化する案内ロボット
チャットボットで蓄積した会話の音声データを集計・分析し、利用者のニーズに合ったコンテンツを追加することで、ハローキティロボットをより利便性の高い案内役に進化させることが可能。

■製品概要

対応言語:日本語
大きさ(高さ):約33cm
重さ:約1190g
価格:月額75,900円(税込)~
販売時期:
2022年8月18日から販売開始予定
なお、予約は2022年4月22日より受付開始

サンリオとNTT東日本は今後も利用者のニーズを汲み取り、多くの企業や地域の皆さまの課題解決に向けたサービスの改善・向上、更なる利用シーンの拡大、キャラクターロボットの拡充を検討し、引き続き皆さまに新しい体験や価値を提供していくとのことだ。