サイボウズは、自治体のDX促進を支援するため、50自治体限定で全職員が1年間無料でkintone(キントーン)利用可能となるキャンペーンを実施すると発表した。

また、最大60%引きの価格で利用することのできる新価格プランも提供開始するとのことだ。

kintone(キントーン)1年間無料で利用可能となるキャンペーン

kintoneはすでに150を超える自治体で導入され、自治体業務のデジタル化や業務改善に活用されているという。

また、kintoneは業務改革プラットフォームであると同時に、情報共有ツールとしての側面もあることから、業務改善に取り組もうとする一部の職員のみではなく、全職員が利用することでさらなる効果が期待できるとしている。

そこで同社は、自治体のDX促進のため、全職員利用を前提としたkintone1年間無料キャンペーンと新価格プランを提供するとのことだ。

■kintone1年間無料キャンペーン

(1)キャンペーン内容
1.無料ライセンスの提供
2022年6月1日から2023年5月31日まで約1年間、対象となる自治体に所属するすべての職員分のスタンダードコースライセンスを提供。
※申込みした自治体の中から、自治体側の体制や全庁的なDXを促進していく具体的なプラン等を踏まえ、50自治体限定で選考。

2.専任担当者によるサイボウズのDXサポート
kintoneの全庁展開や利用方法等についてサイボウズの専任担当者に相談できる体制を構築。

3.全庁利用アプリのテンプレート提供
予算、議会答弁、人事、広報等、全職員が関わるような全庁業務について、サイボウズが作成したアプリのテンプレートを提供。

4.全庁展開のためのガバナンスや教育コンテンツの提供
全職員にkintoneを利用できるよう、kintoneの使い方のルールをはじめとするガバナンスブックやkintoneの使い方を説明する教育コンテンツを提供。

なお、詳細や申し込み方法については、キャンペーン特設サイト参照。

(2)自治体向け説明会
申し込みを検討している自治体職員を対象に下記のとおり説明会を開催。

日時:
●4月25日13時30分~15時
●5月11日13時30分~15時

内容:
kintone1年間無料キャンペーンについてサイボウズからの説明と質疑応答

■新価格プラン

同社はこれまでも「ガバメントライセンス」として、40%オフの価格で提供していたが、さらに、「ガバメントライセンス」から最大60%オフで利用可能となる「自治体向け全職員導入ライセンス」を提供開始。

なお「自治体向け全職員導入ライセンス」の利用には、所属する全職員(一般行政部門)で利用することが条件となるとしている。詳細は、自治体向け全職員導入ライセンスページに記載しているとのことだ。。