パソナグループは、事業活動を通じた地方創生のさらなる実現および地方銀行とのネットワーク強化を目指し、三菱UFJ銀行をアレンジャーとして、ESGやSDGsに資する同社事業活動に賛同した全国の地方銀行25行による『ESG経営支援シンジケートローン』の契約を締結したことを発表した。
パソナグループは、2020年3月に三菱UFJ銀行と契約締結した「ESG経営支援私募債」において、三菱UFJリサーチ&コンサルティングによるMUFG ESG評価で「特に進んでいる(Aランク)」の評価を取得。
今回契約された「ESG経営支援シンジケートローン」は、ESGやSDGsに資する同社事業活動に賛同した全国の地方銀行25行によるシンジケートローンとして組成。
パソナグループは1976年の創業以来「社会の問題点を解決する」を企業理念に、就労を希望者へ最適な働き方の提案と仕事をマッチングする人材サービスと共に、BPOサービス(委託・請負)等を通じて企業の事業成長を支援する様々なサービスを提供している。
また、地方における就労機会の創造と地域産業の持続的な発展を目指し、地方自治体や地元企業と協力してUIJターンの促進など全国で様々な地方創生事業に取り組んでいるという。
パソナグループは同契約を通じて、全国の地方銀行とのネットワークを広げるとともに、地域ごとの雇用問題の解決に向けた就労機会の拡大にも取り組み、地方創生の更なる実現を目指していくとのことだ。
■『ESG経営支援シンジケートローン』概要
組成金額:217億円
契約締結日:2022年3月31日
実行可能期間:2022年3月31日~2023年6月30日
満期日:2032年3月31日
返済方法:元金均等返済
資金使途:事業資金
アレンジャー:三菱UFJ銀行
参加金融機関:計25金融機関
なお、金融機関の一覧は以下の通り。