公益財団法人日本財団パラスポーツサポートセンター(以下、パラサポ)は「SOCIAL CHANGE with SPORTS」をスローガンに、誰もが活躍できるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)社会を実現するため日本全国、全世代に向けて、パラアスリート講師たちによる教育・研修プログラム「あすチャレ!」(明日へのチャレンジ)を提供しており、2016年度のプログラム開始から2021年度末までに約3,000回、33万人以上が参加している。
2022年度は「あすチャレ!」プログラム5プログラムを統合し、共に活動していく協賛にJTB、日本電気(NEC)、ブリヂストン、中外製薬、日本航空(JAL)の5社が決定したとのことだ。
D&I社会実現に向けた教育・研修プログラム「あすチャレ!」
「あすチャレ!」が提供する5つのプログラムは、小・中・高・特別支援学校等の授業で導入されている教育プログラム、そして企業・団体・自治体・大学向けの研修プログラムとして、多様なニーズや目的にあわせ活用されている。
パラアスリートを中心とした80名以上の講師が在籍、全国どこでも一律料金(一部プログラムを除く)で実施ができ、2020年からはオンライン版プログラムもスタートし対面・オンラインと参加形式も選択できるとのことだ。
【実績】2021年度末までに約3,000回(うちオンライン版は600回以上)実施、33万人以上が参加
パラアスリートが行く!パラスポーツ体験型授業
あすチャレ!スクール
パラアスリート講師によるデモンストレーション、パラスポーツ体験、講話から構成される体験型授業。他者のことを自分ごとと考える心、障がいとは何か、可能性に挑戦する勇気、夢や目標を持つ力などを考える深い学びにつながるという。
パラアスリートから共生社会を学ぶワークショップ型授業
あすチャレ!ジュニアアカデミー
パラアスリートを中心とした講師によるレクチャーやワークショップを通じて 、チガイを認識し、共生社会への一歩を踏み出す授業。オンライン版でも講師と児童生徒が対話し楽しみながら学ぶとのことだ。
パラアスリートから学ぶ共感力・ダイバーシティ研修
あすチャレ!Academy
チガイが際立つパラアスリートとのコミュニケーションから“共感力”を高める研修。D&I、SDGs、製品・サービスの向上、障がい者雇用促進などに取り組むためのヒントになる。
誰でも参加できるパラスポーツ体験・運動会プログラム
あすチャレ!運動会
誰もが楽しめるようにルールや競技用具を工夫し、パラスポーツの魅力を「リアル」に体感してもらい、そこから生まれる「気づき」を提供するパラスポーツ運動会プログラム。パラスポーツに夢中になって取り組む中で、チームのコミュニケーションが高まるという。
パラアスリート・指導者の講師紹介プログラム
あすチャレ!メッセンジャー
スピーチトレーニングを修了した伝える力の高いパラアスリート、パラスポーツ指導者らの講演派遣プログラム。テーマ、エリア、競技などから希望に合った講演者を検索できる。