コカ・コーラシステムは、「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロシュガー」100%リサイクルPETボトル350mlを、新ラベルレスボトルでオンライン限定(2022年4月25日よりAmazon.co.jp先行販売)で発売すると発表した。
「コカ・コーラ」を象徴するコンツアーボトル(胴部がくびれたボトル)は、1915年、『暗闇で触っても地面で砕け散っていても、「コカ・コーラ」のボトルだと分かるもの』をコンセプトに開発されたという。
独創的な形状のボトルは、アートやデザイン、ポップカルチャーに大きな影響を与え、100年以上が経つ現在にも継承されている。
今回発売する新ラベルレスボトルでは、その伝統に「サスティナビリティー」の要素を加えて進化。100%リサイクルPET素材を使用することで1本あたり約60%CO2排出量を削減するとともに、従来の同サイズのラベルレスPETボトルと比較して2gの軽量化を実現したとのことだ(容器重量21g)。
「コカ・コーラ」のスペンサーロゴをデボス加工であしらうことで、ブランドの訴求と、プラスチック使用量の削減を両立しているという。
100%リサイクルPET素材を使った新デザインの「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロシュガー」の発売は日本市場が初となる。
日本のコカ・コーラシステムでは、2018年1月に発表した「容器の2030年ビジョン」に基づき、2025年までに全てのPETボトル製品にサスティナブル素材を使用し、2030年までに全てのPETボトルを100%サスティナブル素材へ切り替えることなどを目指しているとのことだ。
2021年には国内の清涼飲料事業におけるPETボトル容器のサスティナブル素材使用率は40%を達成。2022年2月時点では、国内で販売している90%以上のPETボトル製品にサスティナブル素材を使用している。
2022年2月現在、国内で販売する5ブランド(「コカ・コーラ」「ジョージア」「い・ろ・は・す」「一(はじめ)」「ボナクア」)37製品に100%リサイクルPETボトルを使用。
また2020年4月に初めて発売したラベルレス製品は、現在8ブランド18製品となり、いずれも今後順次拡大予定であるとのことだ。
加えて2021年春より「コカ・コーラ」700ml PETボトルを従来の42gから27gに軽量化するなど、容器1本当たりのプラスチック使用量の削減を推進。これらの取り組みを通じて、コカ・コーラシステム全体で年間約26,000トンの温室効果ガス(GHG)排出量と、約29,000トンの新たな石油由来原料からつくられるプラスチック量の削減を実現できる見込みであるとしている。
日本のコカ・コーラシステムでは、引き続き、グローバルビジョン「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」に基づき、「設計」、「回収」、「パートナー」の3つの柱からなる活動に取り組み、容器由来の廃棄物削減と、日本国内におけるプラスチック資源の循環利用の促進に貢献するという。
<製品概要>
製品名:「コカ・コーラ」
品名:炭酸飲料
原材料名:糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)/炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン
栄養成分表示(100ml当たり):
エネルギー45kcal 、 たんぱく質0g、 脂質0g、炭水化物 11.3g、⾷塩相当量 0g
製品名:「コカ・コーラ ゼロシュガー」
品名:炭酸飲料
原材料名:炭酸、カラメル色素、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、香料、カフェイン
栄養成分表示(100ml当たり):
エネルギー0kcal 、 たんぱく質 0g、脂質0g、炭水化物 0g、⾷塩相当量0.01g
パッケージ/メーカー希望小売価格(消費税別):
350ml PET×24本(ケース販売のみ)1,872円
販売チャネル:オンライン限定
4月25日よりAmazon.co.jp先行発売、5月8日よりAmazon.co.jp特設広告ページを開設