楽天証券は、2022年3月28日現地約定分より、証券総合口座開設後、最大2カ月間の米国株式取引手数料が実質無料になる「米国株式取引手数料無料プログラム」の拡充を行い、完全無料化すると発表した。

また、これまで同プログラムの対象外だったNISA(少額投資非課税制度、以下、NISA)口座での取引も対象になることをあわせて発表した。

「米国株式取引手数料無料プログラム」は、楽天証券の証券総合口座を新規で開設するユーザーを対象に、最大2カ月間の米国株式取引手数料が無料になるもの。

これまでは、取引月の翌月下旬に、対象期間中に発生した取引手数料分をキャッシュバックしていたが、3月28日現地約定分より、完全無料となる。

また、2021年12月から開始した「米株積立」での取引に加え、これまで対象外だったNISA口座での取引も同プログラムの対象となるとのことだ。

楽天証券は、あらゆる人に投資を「生活の一部」にしてもらうことを目指したサービス提供に努めているという。

米国株式取引サービスにおいては、1999年の提供開始以来、快適な取引環境を整えるべく、投資情報の拡充や「ポイント投資」などの新サービス提供に加え、業界最低水準の取引手数料の設定や取引手数料1~2%分の「楽天ポイント」を進呈する「超割ポイントプログラム」の提供など、低コストな米国株式取引サービスの実現にも注力してきた。

今回、「米国株式取引手数料無料プログラム」の拡充を行うことで、投資コストを抑えるだけでなく、これまで以上に資金効率が向上し、より米国株式を将来の資産形成に活用できる環境が整うとしている。

楽天証券は、今後も「資産づくりの伴走者」として、幅広いユーザーのニーズに応え、さらなるサービス拡充に取り組むことで、より一層のユーザー満足度向上に努めていくとのことだ。

「米国株式取引手数料無料プログラム」 概要

内容
証券総合口座開設後、口座開設月の翌月末までの最大2か月間、米国株式サービスの取引手数料が無料に

完全無料化開始日
現地約定日:2022年3月28日
*国内約定日:同年3月29日

対象者
楽天証券の証券総合口座を新規で開設した人

対象商品
楽天証券が取り扱う米国株式の全銘柄(ADR、ETF/ETNを含む)
*約4,900銘柄、2022年3月28日時点

対象口座
特定口座、一般口座、NISA口座
*ジュニアNISA、IFA口座は対象外