日本最大級のデリバリーサービス『出前館』(運営:出前館)は、配達員向けのアプリをリニューアルしたと発表した。

まずは、一部エリアで適用を開始し、今後は順次、拡大していく予定であるとのことだ。

『出前館』では、2017年より配達代行サービス「シェアリングデリバリー®」を開始し、多くの配達員の人々が活躍しているという。

中でも『出前館』の業務委託配達員の登録数の推移は昨年対比で495%と、大きく伸長しており、コロナ禍でのデリバリー市場の拡大が寄与していることが分かる。

また、稼働いただく配達員の人々が増えたことにより、利用する配達員向けアプリのさまざまな課題点や改善点が見えてきたとのことだ。今回はこれまでの改善点などを吸収し、オーダー受諾機能、ヒートマップ機能、意見収集フォームなどのサポート機能を拡充。

<リニューアルポイント>

さまざまな条件をもとに振り分けられた、最適なオーダーの受諾が可能に

これまでは、配達員が稼働するエリアに紐づいたオーダーが配達員向けアプリに表示される仕様となっていたが、新アプリでは配達員の稼働エリアに制限はなく、位置情報を含む、さまざまな条件をもとに振り分けられたオーダーが表示されるようになるとのことだ。

これにより、今まで以上に、好きな場所、好きな時間で配達が可能となるという。

ヒートマップ機能の搭載でより効率の良い配達へ

今回、新たにヒートマップ機能が搭載されます。注文量が多く、配達員が必要な場所は赤、配達員が十分にいる場合は緑など視覚的に分かりやすく表示され、より効率的な配達が可能になるという。

意見収集フォーム機能の追加で、より使いやすく配達員目線のアプリへ

新アプリでは、配達員の人々からの意見を集められるフォームを新たに追加し、迅速な機能改修やUIUXの改善に役立て、これまで以上に使いやすく、配達員目線のアプリにできるように進めていくとのことだ。

今後は、適用エリアを順次拡大し、機能追加のアップデートも段階的に行っていくとしている。

『出前館』は、配達員に安心、安全に配達に取り組める環境を整えていくとともに、サービスを利用するユーザーも、満足できるように取り組んでいくとのことだ。