フォーイットは、同社と資本業務提携を締結したメディアエクイティ社と、クリエイター・コンテンツホルダー等のさまざまなステークホルダーとの共創によるNFTの普及と発展を目的に、同社が運営するキャンプ・アウトドアの総合情報サイト「TAKIBI」のスポンサーNFTを3月7日より販売を開始すると発表した。

スポンサーNFTは、キャンプの代表的なギアの一つであるシェラカップにTAKIBIのロゴを入れた「TAKIBIシェラカップイラスト」をNFT化したもので、4月上旬からオンライン販売する「TAKIBIシェラカップ」に同梱されたQRコード付きサンクスカードからも購入できる。

同社は、web3.0の要となるブロックチェーン技術を活用したアートや暗号資産の所有権を管理する仕組みをリアルの商品ブランドに応用した「スポンサーNFT」サービスの提供をおこなっているという。

従来のスポンサー契約は企業が主体であり、スポーツ業界やテレビ業界などが一般的であるが、web3.0の到来により、これまでスポンサーをつけることが一般的ではなかった企業・商品ブランドにおいてもNFTを活用することで、ファンは自分の好きなサービスや商品、企業の継続・発展を後押しすることができるようになったとのことだ。

企業においても、ファントークンというブロックチェーン技術を使った資金調達方法を確立することができ、さらに熱量の高いロイヤルユーザーがスポンサーになることで、商品ブランドの認知を爆発的に広げることも可能となる。

また、ニ次流通・三次流通が活発に行われることで、熱量の高いスポンサーを継続的に獲得することができる仕組みであるとしている。

今回のプロジェクトはアウトドア業界初の取り組みで、キャンプ・アウトドアの総合情報メディア「TAKIBI」が初めてプロデュースしたキャンプギア「TAKIBIシェラカップ」のイラストをTAKIBIスポンサーNFTとして発行し、3月7日より17個限定で販売。

また、4月上旬よりオンライン販売を開始するTAKIBIシェラカップに同梱されたサンクスカードに記載のQRコードからも、当地鍋の名前が入った「TAKIBIシェラカップイラスト」のスポンサーNFTを購入できる。

保有するスポンサーNFTの情報は、Polygon(MATIC)ブロックチェーン上に記録され、HEXAのスポンサーNFTページから自身の名前とTwitterアカウントのリンク(任意)を掲載することで、スポンサー証明をすることができる。さらにスポンサーNFTはいつでも転売可能で、転売するたびに転売額の最大10%が企業様に還元されるとのことだ。

今後も同社は多様なソリューションを導入し、企業理念である『インターネットを通じて 人と人をつなぎ 社会に新しい価値を創造する』の実現に向けて尽力していくとしている。