エイベックスは、社員が自由で柔軟に働くスタイルを選択できる環境を目指し、3月1日より新本社にて営業を開始したと発表した。
同社は、自由な働き方が生み出すクリエイティビティはエンタテインメント企業として重要だと考えてきたという。
2018年10月には、時間や場所を選ばない働き方の仕組み「FFF制度」を導入している。これにより、2019年春頃(新型コロナウイルス感染症流行拡大前)のオフィスへの出社率は約8割(約1,100名)、直近ではオフィスワークとリモートワークを組み合わせたハイブリッド型の働き方が浸透し、オフィスへの出社率は約4割(約500名)となっているとのことだ。
また、2021年12月に実施した社内アンケートでは、約9割の社員がハイブリッド型の働き方に対して「ポジティブ」と回答。
「リモートワークで通勤時間が不要になり、時間を効率的に活用できた」「出社をすると、チームの議論が活発になり、雑談からアイデアが生まれやすくなった」といった声があがったという。
これまでの働き方や社内アンケートで見えた社員の声を踏まえ、今回、同社はオフィスワークやリモートワークのどちらかを前提とせず、新たにシェアオフィスを活用し(約400拠点)、さらに社員が自由で柔軟に働くスタイルを選択できるハイブリッド型の働き方を推進していくとのことだ。
例えば、打ち合わせなどチームで対面でのコミュニケーションが必要な場合はオフィス、集中したい業務の場合は自宅、ライヴ会場など現場出勤の隙間時間にはシェアオフィスといったように、働くスタイルの選択肢を増加。
また、新本社では、都内最大級のワンフロアの執務スペース(約750席)に様々なグループ各社や部署が集まり、チームワークと多くのコミュニケーションを創出していくという。
同社は、「Entertainment×Tech×Global」を戦略テーマに掲げ、新たな時代を勝ち抜く「強いコンテンツIPの創造」を推進している。
今後も、社員一人一人が効率的に働くことでパフォーマンスを最大化し、チームのコミュニケーションの活性化などを通してクリエイティビティを発揮できる環境を整えていくとのことだ。
【新本社 概要】
・名称 :住友不動産麻布十番ビル
・住所 :東京都港区三田一丁目4番1号
・交通アクセス:南北線 都営大江戸線 「麻布十番駅」 3出口 徒歩6分
都営大江戸線 「赤羽橋駅」 中ノ橋口 徒歩3分
都営三田線 「芝公園駅」 A2 徒歩9分
・営業開始日 :2022年3月1日
・入居フロア :4階、5階、10階
・総面積 :約7,000㎡