在ウクライナ日本国大使館は、キエフの同館を一時閉鎖し、同大使館業務をリヴィウ市に開設している臨時の連絡事務所に移転すると発表した。

今般、ロシアによる侵略が拡大し、首都キエフの情勢が極度かつ急速に緊迫化したことを踏まえ、3月2日をもって、キエフの在ウクライナ日本国大使館を一時閉鎖し、同大使館業務をリヴィウ市に開設している臨時の連絡事務所に移転し、ウクライナの在留邦人の安全確保や出国支援に取り組んでいくとのことだ。

また、在ポーランド日本大使館は、ウクライナから退避してきた邦人の受け入れを支援するべく、ウクライナとの国境に近いジェシュフ市に臨時の連絡事務所を開設している。

在ポーランド日本国大使館ジェシュフ連絡事務所
住 所:「Hotel Metropolitan Rzeszow」
     ul.Juliusza Slowackiego 16, 35-060, Rzeszow
電 話:+48 691 898 025
メール:cons@wr.mofa.go.jp

また、ウクライナ人の親族等に対する日本入国のための査証発給やウクライナからの出国支援等に関する日本在住の人からの照会は以下に連絡するよう呼びかけ。

外務省領事局外国人課ウクライナ担当
電話:(外務省代表)03-3580-3311からの呼び出し
メール:visaukr@mofa.go.jp

なお現在、ウクライナについては、全土に「退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」との危険情報が発出されている。同国への渡航は、目的のいかんを問わず止めるよう呼びかけている。