ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)が提供する、「Yahoo! MAP」アプリ(iOS版、Android版)は、3回目の新型コロナワクチン接種に対応している接種施設・医療機関の確認、ルート検索までが確認できる「3回目 コロナワクチンマップ」機能の提供を開始したと発表した。

同機能は、厚生労働省から公開されている「コロナワクチンナビ」の情報に加え、正確な情報を迅速に掲出するために自社にて収集した一部の自治体情報をもとに、全国の市区町村に対応し、約38,000接種施設・医療機関の情報を掲出している。(2022年2月24日時点)

また、ウェブ版「Yahoo!地図」でも同機能の提供を開始したとのことだ。

「Yahoo! MAP」は、2021年4月に「新型コロナワクチンマップ」機能の提供を開始し、機能拡充を続けた結果、ユーザーから「地図上で必要な情報が確認でき、非常に分かりやすくて便利な機能である」、「希望の接種施設で予約が取れた」などの反響が多く、多くのユーザーに利用されているという。

現在、日本国内における3回目の新型コロナワクチン接種は令和3年12月1日から開始されており、政府の発表によると、現在3回目の新型コロナワクチン接種を受けた接種人数は19,383,692人で、全人口の15.3%とのことだ。(2022年2月22日公表時点)

今後、3回目の新型コロナワクチン接種に関してますます関心が高まると予想されており、1回目・2回目の新型コロナワクチン接種を受けた接種施設や医療機関では3回目の接種に対応していない接種施設や医療機関があるとのことだ。

そのため、どこで3回目の新型コロナワクチン接種ができるかわからず、各自治体の窓口に問い合わせをする人や来庁する人が増えることも予想される。同機能は、そのような課題の解決の一助となることを目的に提供したとしている。

同機能の提供により、ユーザーは「Yahoo! MAP」アプリを起動後、「ワクチンマップ」ボタンをタップ、または画面下部を引き上げて「コロナワクチンマップ」カードをタップするだけで、地図上で3回目の新型コロナワクチン接種施設・医療機関をスムーズに確認できる。

また該当の新型コロナワクチン接種会場・医療機関を目的地としたルート検索にも対応しているため、ルートや所要時間も調べることができるとのことだ。

「情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」をミッションに掲げるYahoo! JAPAN が提供する「Yahoo! MAP」は今後も新型コロナウイルスに関する対応をはじめ、移動全体に関する情報を正しく、わかりやすく、迅速に知らせていくために、機能拡充や改善を行い、ユーザーの利便性向上に努めていくとしている。

■「Yahoo! MAP」から3回目の新型コロナワクチン接種施設・医療機関を確認する方法・特徴

・「Yahoo! MAP」アプリを起動後、桃色で囲んでいる「ワクチンマップ」をタップ、または画面下部を引き上げて「コロナワクチンマップ」のカードをタップ。

・画面の注意事項を確認後に「閉じる」を押すと、周辺の接種施設・医療機関が表示された専用マップが開く。
・近くの接種施設・医療機関を調べたい場合は、画面右下、桃色で囲んでいる「現在地ボタン」をタップ。
・表示されている地図の周辺に対象の接種施設・医療機関がない場合は、地図を拡大または縮小。

・地図上で、調べたい施設・医療機関のピンをタップすると、画面下部に、「施設情報」、「施設住所」、「ワクチン種別」、「自治体サイト」ボタン、予約方法ボタン(「電話予約」ボタン、「ネット予約」ボタン、「LINE予約」ボタン)、「施設詳細」ボタン、「ルート検索」ボタンが表示され、ボタンをタップすると遷移。
・接種施設・医療機関までのルートを調べたい場合は「ルート検索」ボタンをタップ。