JX通信社は、マイナビおよびINCLUSIVEと資本提携を実施することで合意したと発表した。

同提携により、同社は「データインテリジェンスの力でより豊かで安全な社会を実現する」というビジョンの達成を目指していくとしている。

​同社は、データインテリジェンスを武器とした新しい報道機関。「データインテリジェンスの力でより豊かで安全な社会を創る」をビジョンとして、SNSをはじめとする各種ビッグデータからリスク情報を検知・配信する「FASTALERT(ファストアラート)」や、報道価値の高いニュースをAIで速報するニュース速報アプリNewsDigest(ニュースダイジェスト) 」を主事業として開発・提供している。

FASTALERTは、報道に必要不可欠なツールとしてNHKと全ての民放キー局、全ての一般紙に採用されるなど、国内の大半の報道機関に浸透している。

また、最近では防災やBCP、障害監視やサプライチェーンのリスク管理など広範なニーズに対応する情報ツールとして、政府・自治体やインフラ企業をはじめとする幅広い業種の顧客に導入されているとのことだ。

また、FASTALERTのデータマイニング技術を活用したソーシャルリスニング型マーケティングリサーチサービス「KAIZODE(カイゾード)」も、消費者理解の解像度を上げるツールとして、各業界より多くの反響が寄せられているという。

今回の資本提携を通じて、同社はマイナビおよびINCLUSIVEと、それぞれのコンテンツ力や強みを生かし、重要かつ質の高いコンテンツやニュースをクイックにユーザーに届ける体制強化に取り組んでいくとしている。