アイリスオーヤマ株式会社とソフトバンクロボティクスグループ会社は2月2日、ロボット市場における中長期的な需要創造と社会課題解決を目指して「業務提携合意書」を締結したと発表した。
また、アイリスオーヤマはソフトバンクロボティクスグループが実施する総額100億円の「第三者割当増資」の引き受けを決定した。
両社は業務提携および第三者割当増資の実施により、それぞれが持つ経営資源やノウハウを統合して連携を強化し、中長期的な企業価値向上の実現と社会課題の解決に貢献するとしている。
今後はDX(デジタルトランスフォーメーション)への対応と持続可能な社会の実現に向けて、「労働者不足解消とDXに向けた取り組み」「脱炭素社会の実現・CO2排出量削減に貢献」「新たなソリューションの開発と向上」を推進する。
それぞれ概要は以下のとおり。
- 労働者不足解消、DXに向けた取り組み:深刻な労働者不足とコロナ禍におけるDXの加速という状況において、サービス・ロボット分野を成長分野と捉え、企業や医療施設や教育機関への導入と開発など領域を拡大する。
- 脱炭素社会の実現・CO2排出量削減に貢献:脱炭素社会の実現やCO2排出量の削減などの環境課題に対し、無先生業システム「LiCONEX」とアイリスオーヤマのサービス・ロボットを繋いで業務効率化と改善を図ることで消費燃料削減や環境課題解決に貢献する。
- 新たなソリューションの開発と向上:DX、省人化、効率化を推進し、社会変化に対応したロボットの研究・開発を推進。ソフトバンクロボティクスグループが持つAIロボットOS分野の高い知見と技術、アイリスオーヤマの商品開発力の相乗効果により新たな市場を創造する。
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