LINEは、国際的な「データプライバシーの日(Data Privacy Day)」である1月28日にあわせ、同日をLINEのプライバシー保護について伝える「LINEプライバシーデー」とし、同社のプライバシー保護に関する特設サイト「LINEプライバシーデー2022」を公開した。
同サイトは、同社が提供するサービスをユーザーに安心して利用してもらうため、コミュニケーションアプリ「LINE」および同社におけるプライバシー保護のための機能、体制、人について紹介するコンテンツを提供するとしている。
■「LINEプライバシーデー2022」取り組み概要
1.守る機能
「LINE」は、ユーザーのトークや通話内容がやりとりしている本人たちにしか見られないようにするため、エンドツーエンド暗号化の技術「Letter Sealing」を開発、適用。
現在、「LINE」アプリ上でやり取りされる「テキストメッセージ」および「位置情報メッセージ」(いずれも参加者が50人以下のトークルームにおけるトーク)、音声通話およびビデオ通話(いずれも1人対1人の通話)に対して「Letter Sealing」を適用し暗号化しているとのことだ。
2.守る体制
LINEは、ユーザーのパーソナルデータを取り扱う多様なサービスを運営する上で、プライバシーに及ぼす影響やリスクを確認し、安心して利用できるサービスを開発、提供するためのプロセスとして「プライバシー影響評価」を導入。
3.守る人
LINEでは、ユーザーの情報の取り扱いが法令に準拠し、適切に保護されているかについて「プライバシー影響評価」の担当者や、サービスの企画・開発のチームから独立した立場で確認、監督するデータ保護責任者「DPO」(Data Protection Officerの略)を設置。
今後もLINEは、法令遵守の前提のもとユーザーの情報を厳格に取り扱い、ユーザーが安心して利用できるサービスの提供に努めていくとのことだ。