カゴメは建て替え工事中のカゴメビルを従業員にとって、“働きやすく”・“働きがい”のある職場に進化させると発表した。

従業員が自律的に業務を設計できるよう時間や場所に制約されない働き方を推進することで、業務生産性の向上やイノベーション創出を図り、持続的成長につなげていくという。

なお、竣工は2022年5月を予定しており、内装工事を含めた完成は2022年6月を予定しているとのことだ。

新カゴメビルのオフィスレイアウトは「アクティビティ・ベースド・ワーキング」をコンセプトとしている。

座席は自由に働く場所を選択できるフリーアドレスとし、新たに個人ワークや WEB 会議にも最適な集中ブース(個室型)を設置。

また、リフレッシュエリアでも執務が可能なフレキシブルな設計にすることで、リラックスした空間で従業員の創造的な交流を促進するという。

ビル1階のキッチンフロアは、社名「カゴメ」の由来であるトマトを収穫する際の「籠(かご)の目」をデザインしたユニークな内装になっており「野菜と暮らす楽しさを提供する」情報発信・体験拠点として、今後、取引先向けの新商品発表会や料理講習会、オンライン工場見学等に活用する予定とのこと。

また、空間デザインによるコーポレートブランディングの推進にも注力しており、内装は意匠出願をしているという。

同社は、従業員一人ひとりが仕事の目的に応じて働く場所を主体的に選択することで「自律した働き方」を推進するとともに、経営方針である「働きやすく、働きがいのある会社」の実現に向けた取り組みをさらに加速していくとしている。

1.新カゴメビルの概要

2.新カゴメビルの特徴