Googleは、2021年12月のGoogle検索ランキングを発表。

Google for Creatorsでは、ホリデーシーズン用のコンテンツ作りに役立つようGoogle Trendと協力して毎年12月の検索ランキングを発表している。

フード(食べ物)ランキングでは、「グリューワイン」、「ホットココア」、「ホットトディ」、「ファッジ」、「クッキー」など馴染みの商品が並んだ結果となった。

クッキーについては、「シュガー」、「ジンジャーブレッド」、「ピーナッツバター」、「チョコレートチップ」、「ショートブレッド」など食欲をソソるラインナップが最も検索されていたという。

映画ランキングでは、「ダイハード(Die Hard)」が米国で最も検索されているホリデー映画となった。その他には「グレムリン(Gremlins)」、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス(The Nightmare Before Christmas)」、「ホーム・アローン(Home Alone)」、「リーサル・ウェポン(Lethal Weapon)」などが検索されている。

「エルフ(Elf)」の検索結果が「ラブ・アクテュアリー(Love Actually)」よりも上位にランクされているのは米国だけという面白い事実も明らかとなった。

また、このホリデー期間にマライアキャリーの曲を聴くことが多いことから、米国の人々は、彼女について関心を寄せており、「マライアキャリーは毎年クリスマスにいくら稼ぐのか」という質問が検索結果上位に浮上している。

なお、クリスマスプレゼント等に関しては、「ボーイフレンドへのギフト」は「ガールフレンドへのギフト」の2倍検索され、「妻へのギフト」は「夫へのギフト」よりも多く検索されているという。

上位の検索結果に基づいて抑えておきたいギフトのアイデアは、「靴下」と「セーター」となった。

飲食に関係するクリエイターは、カクテルが最も検索されるのは12月31日であることから、大晦日に間に合うようにオススメの飲み物レシピに関するコンテンツを作成すると良いことが分かる。

毎年12月は「履歴書」への検索は低下。「シャンパン」への関心は高まる。「二日酔い」が最も検索される日は1月1日。

また、毎年12月の世界中を対象とした検索結果では、「チーズとワイン」、「ベーキング(パン作り)」、「ミンスパイ」、「タマレ」、「キャンドル」、「スノーマン(雪だるま)」、「スカーフ」、「ニット帽」が最も多く検索されているという。

特定の国では、特定の季節商品に関心が高まり、クリスマスの日にフライドチキンを食べる家庭が多い日本では、「KFC(ケンタッキーフライドチキン)」が食品検索のトップ。

イスラエルでは、ラトケスが常に1位だが、今年は「フライドポテトフリッター」の検索数が過去最高を記録しているとのことだ。フランスとイタリアで12月に最も検索された食品は、「ユールログのケーキ」と「パネットーネ(イタリアの伝統的な菓子パン)」である。

米国のみならず、12月に世界で最も検索された質問は、「ボクシングデーとは何か」。

その他にも、「スノーマンの描き方・作り方」など、スノーマン(雪だるま)に関連するトピックも世界中で検索されている。家族向けのコンテンツにおいては、今年は「エルフ」と「棚の上のエルフ」の検索数が過去最高を記録しているとのことだ。