横浜ゴムは、中国において同社製アルミホイールの模倣品排除に成功したと発表した。
同社は中国の広東省佛山市において、正規販売ルート以外のインターネット通信販売(ECサイト)や販売店舗において同社製スポーツ系アルミホイール「ADVAN Racing」の模倣品を販売していた模倣品販売業者4社の情報を佛山市市場監督管理局に提供、摘発の申立てを行ったという。
佛山市市場監督管理局は、同社の情報提供および申立てを受け、2021年9月3日に模倣品販売業者4社を同時に摘発しアルミホイール模倣品を押収。
その後、模倣品販売業者4社全てに対してアルミホイール模倣品の破棄と過料の支払いを命じる行政処罰を決定したとのことだ。
横浜ゴムは2017年にも中国において刑事摘発の申立てを行い、同社製アルミホイールの模倣品排除に成功している。
今後も国内・海外を問わず、模倣品製造販売等の知的財産権の侵害行為に対して断固たる姿勢で臨み、全ての利用者が安心して同社製品を使用できるよう取り組みを強化するとしている。