ビズリーチが運営する、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、同サイトに登録する2023年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に、将来のキャリアに関する調査を実施し、結果を公表した。
7割以上が「企業に依存しないキャリア形成を意識している」と回答しており、自らキャリアをつくろうとする姿勢がうかがえる結果となった。
また、新卒での会社選びの際に、将来のキャリアのために転職を視野に入れているかを聞いたところ、半数以上が「意識している」と回答した。
「意識している」理由として、以下のコメントが挙げられた。
・不確実な社会であるため、会社に依存した人材よりも、汎用性のあるスキルを持ち、市場価値を高めることが、持続的に働くことや社会貢献するために必要であると考えるから。(東京大学)
・会社に雇われるのではなく、常に会社を選ぶことのできる、または抜てきされる人材になりたいから。(同志社大学)
・連続スペシャリスト時代において1つの企業・分野にとどまるよりも、可能性を広げるために転職は必要だと考えるから。(京都大学)
・年齢を重ねるにつれてやりたいことややるべきことが変わってくると考えていて、新卒で入社した会社でできるとは限らないから。(お茶の水女子大学)
・実際に転職を経験した方の話を聞き、ファーストキャリアでの経験を生かし現在の仕事によりやりがいを見いだしていた点がすてきだと感じたため。(早稲田大学)
「意識していない」理由には、以下が挙げられた。
・第一志望をデベロッパー業界にしており、転職があまり多くないため。(一橋大学)
・もし現在自分が最も志望する企業にはいれたなら、ジョブローテーションを通して理想とする複数通りのキャリアプランのいずれかを達成できると考えているため。(法政大学)
・結果的に転職する可能性はあると思うが、現在の就職活動においては、ずっと働きたいと思えるような魅力的な会社を探しているため。(東京大学)
・同じ会社のなかでスキルアップする方向で考えているため。(大阪大学)
・今のところ、新卒企業のことしか考えられていないから。(九州大学)
<調査概要>
ビズリーチ・キャンパス「大学生活や将来のキャリアに関するアンケート」
対象:ビズリーチ・キャンパスに登録する、2023年卒業・修了予定の大学生・大学院生
調査期間:2021年10月11日~10月14日 有効回答数:476