箱根湯の花プリンスホテルでは、地球環境に配慮したホテルを目指し、客室内にプラスチックアメニティーを設置しない宿泊プラン「~地球環境に優しい旅を~ECOcation プラン」を2021年11月10日から販売すると発表した。

深刻化するプラスチックごみ問題を受け、2022年4月にはプラスチック資源循環促進法の施行が予定され、「脱プラスチック」に対する取り組みはホテル事業者にとって取り組むべき大きなテーマとなっている。

同ホテルでは施行に先立ち、脱プラスチックへの取り組みの一環として同プランを開始。

このプランでは歯ブラシやヘアブラシ等のプラスチックアメニティーを客室内に設置せず、必要なものは宿泊者自身で持参。

利用者には特典として、洗って繰り返し使えるシリコンストローを進呈するとのことだ。環境にやさしい製品をプレゼントすることで同プランの利用をきっかけにユーザーの日常生活での脱プラスチック意識向上にもつながるとしている。

プリンスホテルでは、自然エネルギーによる発電事業や自治体と連携した環境保全活動や食品ロス削減への取り組みに加え、使い捨てプラスチック製ストローの廃止、ゴルフ場の使い捨てビニール袋の提供終了等、「脱プラスチック」への取り組みを進めているとのことだ。

箱根湯の花プリンスホテルは開業以来、地熱を施設内エネルギーや温泉に使用する等自然資源を利用した環境に配慮した営業を行ってまいりました。今後も「脱プラスチック」を始め、環境に配慮した取り組みを積極的に行っていくとしている。