Instagramは、ストーリーズ投稿にリンクを追加できる「リンクスタンプ」を全ての利用者のアカウントで導入することを発表した。
段階的に導入し、数週間で全ての利用者が使えるようになる予定であるという。
ストーリーズ投稿にリンクを追加し、画面下からスワイプアップしてリンク先に遷移させる機能は、これまで認証アカウントもしくは一定のフォロワー数を持つアカウントのみが対象であったという。
今回、リンクを追加するツールとして新たに導入するリンクスタンプは、誰でも利用することが可能。また現在、スワイプアップでリンクを追加する機能を使っているアカウントも、今後はリンクスタンプに移行するとしている。
リンクスタンプを使うときは、通常のストーリーズ投稿を作成する時と同様に、専用カメラを開いて撮影するか、カメラロールから写真や動画を選択し、スタンプトレーを開く。
リンクスタンプを選び、シェアしたいリンクを入力したあと、画面右上にある [完了] をタップして、スタンプを好きな位置に貼ってからストーリーズを投稿。
スタンプ付きの投稿を見た利用者は、リンクスタンプをタップすると表示される [リンクにアクセス] という吹き出しをタップすることで、投稿者が設定したリンク先を開くことができるとのことだ。
Instagramでは、プラットフォーム上の有害なコンテンツを制限するために継続的に取り組んでいるという。
その一環として、新たに作成されたばかりのアカウント、そしてヘイトスピーチや誤情報、その他コミュニティガイドラインに違反するコンテンツを繰り返しシェアしているアカウントは、リンクスタンプを使用することができないとしている。
今回のアップデートは、ストーリーズ投稿にリンクを追加する機能を全てのアカウントに拡大してほしいというコミュニティからのフィードバックに応えたもの。
リンクスタンプによって、募金を呼びかけたいクリエイターが外部サイトのリンクを共有したり、ビジネスが自社の商品やサービスに関するウェブページのリンクを追加するなど、新たな方法でフォロワーと交流することができるようになるとのことだ。