良品計画は、愛知県春日井市と春日井市の「感じ良い暮らしの向上」に関する連携協定を締結したと発表した。

良品計画が愛知県春日井市と協定締結

同社は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、各自治体や地元住民が主役となって、それに無印良品が巻き込まれる形で地域を活性化していく様々な取り組みを進めているという。

そして、地域に開かれた店舗運営を通じて人と人、人と自然、人と社会をつなぐ場となることを目指しているとしている。

また、地域貢献を目的として、地産地消や雇用創出、まちづくりなど、各自治体と連携して「新たな価値の共創」を目指す取り組みを全国各地で推進しているとのことだ。

10月22日に「無印良品イーアス春日井」(春日井市六軒屋町)がオープンすることを機に、春日井市と連携関係を築き、同市が目指す「暮らしやすさと幸せをつなぐまち かすがい」の実現、および地域活性化や地域課題の解決に共に取り組んでいくことを目的として、連携協定を締結したとしている。

なお、同協定の締結に先立ち、同市が抱える諸課題を明確化するため地域特有の課題の洗い出しを行うとともに、その解決策を双方で検討してきたという。

その結果、同市の農産物・特産物を活用した地域振興、災害に対する備えの実践・啓発、リサイクル活動の活性化といった取り組みなどを行う運びとなったとのことだ。

今後は、春日井市の「感じ良い暮らしの向上」を目指し、これらの取り組みを共に推進することにより、地域の一層の活性化を図っていくとしている。

同協定を通して、多様な分野で連携し協働することで、これらの取り組みをさらに発展させるとともに、地域のより一層の活性化および市民サービスの向上を図り、持続可能な地域社会の実現を目指していくとのことだ。

【同協定で連携する取り組み】

1.地域資源を活用した産業振興に関すること
2.災害対策に関すること
3.リサイクル活動に関すること
4.その他地域活性化に関すること