ローンディールは、トヨタ車体に対して、人材が元の組織に在籍しながら期間を定めて他社で働く仕組みである「レンタル移籍」を提供したと発表した。

これにより、10月から1名、22年1月から2名の合計3名がベンチャー企業での業務を開始するという。

トヨタ車体は、自動車業界の変革期において、自ら企画・開発を行い、新規ビジネス創出ができる人材の育成、および挑戦する社内風土の醸成を目指しているとし、ベンチャー企業で先端技術の知識に触れ、スピード感のある事業開発を経験することで、社内変革を主導できる人材に成長することが期待されているとのことだ。

レンタル移籍の仕組み

【レンタル移籍者と移籍先企業】

■本社開発本部勤務:男性(49歳)(移籍先:トラベルドクター)
2021年10月よりトラベルドクターでの業務を開始。医師のサポートにより病気の方の安心安全な旅行を叶える「トラベルドクター」事業において、PR媒体のデザイン・制作、移動手段からの旅行体験の一部としての福祉車両のデザインなどに取り組むという

なお、1月に移籍開始の2名については、現在移籍先の調整中とのことだ。

今後も、ローンディールは「レンタル移籍」を通じて、大企業における人材育成や、イノベーションを創出できる個性・多様性を活かした組織作り、およびベンチャー企業の事業推進を支援していくとのことだ。