日本サッカー協会(JFA)は、公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)、一般社団法人日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)と共に、乳がんの啓発活動である「ピンクリボン運動」に賛同し、「ピンクリボン月間」となる10月に行われる各種事業において同活動の啓発に取り組むと発表した。
JFAは「世界のなでしこになる」というなでしこvisionの下、日本サッカーに関わるすべての人々と共有し、遂行する三つの目標を定め、日本女子サッカーのさらなる発展に向けて取り組んでいるという。
そして、女子サッカーを通じて女性が輝く社会を実現させるため、2019年からピンクリボン運動に参画し、乳がんに対する社会の関心を高めるべく、啓発活動などを行ってきた。
21年はWEリーグも新たに加わり、3団体で活動をもり立てるとのことだ。
遂行する三つの目標は「1.サッカーを女性の身近なスポーツにする」 「2.なでしこジャパンが世界のトップクラスであり続ける」 「3.世界基準の『個』を育成する」の三つ。
今年は、10月16、17日に開催される第4回中学校女子サッカー部フェスティバル(高円宮記念JFA夢フィールド)、WEリーグ第6節・7節(10月16、17日・30、31日)、なでしこリーグ第22節(10月17日)の各試合会場で上記のバナーを掲出するほか、選手と審判員がピンクのアームバンドを着用して啓発活動に努めるという。
また、10月に予定しているなでしこジャパン(日本女子代表)のトレーニングキャンプにおいても、SNS等で選手らのピンクリボンの取り組みを発信。
さらに、WEリーグ・なでしこリーグ所属クラブの選手に対するオンライン形式の勉強会も予定しているとのことだ。