「アドベンチャー・トラベル・ワールド・サミット(ATWS)2021バーチャル北海道/日本」(9月20日~24日)のクロージングセレモニーにおいて、主催者アドベンチャートラベル・トレード・アソシエーション(ATTA)から、2023年大会の開催地に北海道が内定したことが発表された。
「アドベンチャーツーリズム」は、「自然」・「文化体験」・「アクティビティ」の3つの要素のうち、2つ以上で構成される体験型の旅行形態の1つ。
アクティビティを通じ、地域の自然・文化を体験することで、旅行者自身が新しい・多様な価値観に触れ、自身の内面が変わっていくような旅のスタイルであるという。
外国人からも人気が高く、長期滞在が見込まれ、観光消費額も大きいという特徴があり、自然・文化などの地域資源を活かせる重要な観光コンテンツの1つとなっている。
「アドベンチャー・トラベル・ワールド・サミット(ATWS)」は、アドベンチャーツーリズムに関する世界的な商談会・イベントであり、旅行会社、メディア、アウトドアメーカー、観光局・観光協会、ガイドなど世界中のアドベンチャートラベル(AT)関係者が一堂に会し、通常4日間にわたり、AT体験、商談会、セミナー等が行われる。
観光庁においては、アジアで初となるATWS2021の誘致および開催支援を行ってきたという。
ATWS2021は、新型コロナウイルス感染症の影響によりオンライン開催となったが、ATWS2021北海道実行委員会(北海道と道内の官民20団体から構成)においては、再開催を果たすべく2023年大会の開催地に立候補し、内定に至ったとのことだ。