LEXUSは、現在応募受付中の若手クリエイターを育成・支援する国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2022」でメンターを務める4名を発表した。
次世代を担うクリエイターの育成・支援を目的に2013年に創設された同アワードでは、6組の入賞者に対し、世界の第一線で活躍するトップクリエイター達から直接指導を受け、対話を重ねながら約3か月かけてアイデアをブラッシュアップしていくメンターシップの機会を提供しているという。
10回目の開催となるLEXUS DESIGN AWARD 2022では、過去の入賞者から絶大な信頼を誇り、3年目の参加となるジョー・ドーセット氏と、昨年その熱心な指導で若き才能を引き出したサビーヌ・マルセリス氏に加え、北京を拠点に活動する建築家の早野 洋介氏と、フランスとポルトガルを拠点に活動するデザイナーのサム・バロン氏の両名を新たなメンターとして迎えるとのことだ。
世界中で様々な大型案件を手がけているMADアーキテクツの共同主宰である早野 洋介氏は、世界に誇れるアジア建築を追求し多方面から注目される建築家の一人。
また、創造性と先見性あふれるクリエイティブ・リーダーであるサム・バロン氏は、世界有数のブランドとのコラボレーションにおいて、革新的なアイデアをコンセプトから完成まで導き、アートとデザインが互いの領域を超えて融合した作品を生み出しているという。
今回の参画にあたりサム・バロン氏は以下の通りコメントしている。
「LEXUS DESIGN AWARDは、次世代のクリエイターの創造性を引き出すユニークなプログラムであり、メンターの一員として参加できることを光栄に思います。入賞者として選ばれ、このアワードで自身の課題にチャレンジしようとする世界の若き才能と共に、より良い未来に向けた模索を行い、共に経験をしていくことは、私自身にとっても貴重な機会になると思っています。彼らが作品のコンセプトだけでなく各々の個性をも存分に表現できるよう、アイデアの真価を掘り下げ、その成長と飛躍をサポートするメンターとしての時間を、心から楽しみにしています。」
LEXUS DESIGN AWARD 2022は、そのアイデアがいかに人々に幸せをもたらすかという点と、LEXUSが重視する3つの基本原則「Anticipate(予見する)」「Innovate(革新をもたらす)」「Captivate(魅了する)」をいかに具現化しているか、という点を審査基準として評価される。
多様な個人や社会のニーズを「予見」し、人々の好奇心を刺激するような「革新」をもたらす、新鮮で想像力溢れる「革新的」なソリューション提案を求めているとのことだ。
応募作品は世界的に著名な4名の審査員によって審査され、2022年初めに入賞者6組を選出。
メンターの指導のもと、LEXUSから最大300万円の制作支援金を受けてプロトタイプを制作し、2022年春に行われる最終審査会で最終的なアイデアをプレゼンテーション。
審査員による厳正な審査を経て、6作品の中からLEXUS DESIGN AWARD 2022のグランプリが決定するとのことだ。